頭川自治会では、林業的な取組で対応できない森林や、急傾斜の森林など条件不利森林等を対象として公的な関与による森林整備を強化することにより、森林全体の公益的機能を確保する活動を行っています。
第一期 天池、滝の谷内、名田、高通地区 (2010年)
第二期 高通 (2011~12年)
第三期 丸山 (2013~14年)
第四期 押木割 (2015年1月現在 第4期を実施中)
森林整備の目的
①土砂崩れ防止
頭川地内では17箇所が土砂崩れ危険地域となっています。
木の間伐を行うことで、森林の治水効果が上がり防災力の向上になります。
②境界の確定
若い世代の地権者を中心に、自分の山がどこにあるのか分からない方が増えています。
この整備によってGPS付きの杭をうち、将来にわたって変わらない正しい境界を確定します。
③荒廃する森林の整備
山に道をつけ、竹林山林を間伐、枝打ちを行い、整備された森林を作ります。
森林整備事業は2010年から始まり、森林整備を行う場所の計画を行い、地権者各位に了承を頂きました。
間伐作業に入る前に、地権者の皆さまの立ち会いのもと、境界確定作業を行いました。
確定した境界にはGPS機能付きの杭をうちました。間伐によって景色が変わっても、正しい境界線がわかるようになっています。
大雪対策の森林整備公民館前と上野の伐採を行いました。
上野と稲山の森林整備事業が進んでいます。
H30年11月9日現在の経過状況
懸案の上野荒谷地区の森林整備事業が契約も終わり11月中句より工事が始まります。
今年の大雪で樹令90年位の杉の大木が倒れて民家(空き家)を直撃し、大きな爪痕を残しました。
倒れた木の近くにある大木がお寺側に大きく傾いているのでその対策が急務で、総会でも取り上げられました。
上野・荒谷地区の森林整備事業として、その地区の木をすべて伐採し、その後に落葉樹を植えて、地すべり対策とする案を進めてきました。
6月15日に空き家の倒木の撤去し、8月には家も修復が完了。
6月30日に農業委員会へ畑から山林への変更届けを出す
9月6日に農業委員会で畑から山林への変更が認められる。
9月19日に森林組合の担当官がその地区の立ち木の調査を行ない、このほど見積書が提示される。
11月3日 このようにいくつかのハードルがありましたが、すべてクリアし、地権者会議を開催し、
木の伐採についての売買契約を森林組合と契約しました。
地権者数 40人
畑地権者数 36人
地番数 138筆
帳簿面積 9、572㎡
実面積 22,249㎡
立ち木本数 674本(杉670本・欅2本・イチョウ2本)
11月中句より伐採作業が始まります
森林整備事業の30年度田代地区の整備状況です。
作業道が完成し、間伐もほぼ完了、更新伐も50%と順調に進んでいます。
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鎌谷の森林整備事業が始まりました
2015年12月26日現在。
押木割地区の広葉樹林の整備が進行中です。
森林整備事業押木割り地区の広葉樹林整備で作業道建設が10月13日完
平成27年7月
押木割地区、作業道進行状況
平成27年3月22日
境界立会の様子